皆さんこんにちは。第14週と15週は、1か月ぶりにリハビリを兼ねた稼働となりました。
また稼働と並行して、Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達の売上の記帳における、仕訳と勘定科目の頻出パターンを網羅したリストを作成し、確定申告用の帳簿作成が円滑に進められるようにしました。これで売上の記帳は完璧になるでしょうか!?
専門家の書いた記事や、税理士の先生へのヒアリングをもとに作成した仕訳と勘定科目のリストなので、信頼性は十分だと思います。確定申告や帳簿作成のお供に、ぜひご参考下さい!
本記事では、まず仕訳と勘定科目のリストについて紹介し、続いて今週のリハビリ稼働のまとめを振り返ります。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達の売上の記帳に使える「仕訳」と「勘定科目」の頻出パターンをリストアップ!
相変わらず気になるのが、日々の売り上げの記帳方法。
青色申告で節税枠65万円ゲット!を目指して必要な形式で記帳をしようとしているのだが相変わらず何の勘定項目に計上して良いのかよくわからず、稼動もそっちのけで気になる気になる…(本末転倒だな)
そこで、日々の売上の記帳で迷うことなく、効率的に作業できるように、専門家の書いた記事や、税理士の先生へのヒアリングをもとに仕訳と勘定科目のリストを作成した。Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達で出てくる頻出パターンを網羅しているので、きっと役立つはずです。以下に紹介するのでぜひご参考下さい!
それでは始めます。
まず売上についてです。例えば、日々の配達で売上が発生して入金されるまでは、以下のように考えるのが良いと思われます。
例えば売上1000円の場合、
<配達日において>
①売掛金 1000/売上 1000 →先ずは売上を売掛金(未回収)で計上
②支払手数料 100/売掛金 100 →その中からUberの手数料を引く(本例では10%とした)
<入金日において>
となります。
ここで、時々話題に上がっている、各配達毎(もしくは日毎)の報酬を手動で合計した週間売上と、週の最後にシステムから提示される週間売上(こちらが入金予定額となる)が1円ずれる問題(1配達ごと(もしくは日毎)に手数料10%を引いた報酬額の小数の端数を先に四捨五入してから週の合計をとるか、端数はそのままで全報酬の週の合計を取った後で四捨五入するかの手順の違いによって発生している(と認識している))を補正するには、
<1週間終わった時点以降において>
週の最後にシステムが提示した週間売上が手動合計した週間売上(日毎の帳簿上の金額)よりも
<1円多い場合>
④売掛金 1/受取手数料 1 →手数料を返金してもらった形で補正
→(2020.10.24 追記)「④売掛金1/支払手数料1」のほうが適切かも。支払手数料が少なくて済んだ、もしくは支払手数料を返してもらった、というのが実態であり、決して新たに手数料の受け取りが発生したからではないからです。したがって、手数料で仕訳するなら「売掛金/支払手数料」として、マイナスの支払手数料で売掛金を増やす処理をするのがより適切かと思います。
<1円少ない場合>
④’支払手数料 1/売掛金 1 →手数料を追加で払った形で補正
となる(だろう…このへんからちょっと怪しい)
さらに面倒なのは、現金受け取り時の扱い!
上記の1000円の売上(非現金)の後で、
<A. もう1件1000円売上があり1500円の現金払いを受けた場合>
②に続いて、
⑤売掛金 1000/売上 1000 →2件目の売上を売掛金(未回収)で計上
⑥支払手数料 100/売掛金 100 →Uberの手数料を引く(本例では10%)
この時点で売掛金は合計1800円です
続いて
⑦現金 1500/預り金 1500 →現金をユーザーから預かる
⑧預り金 1500/売掛金 1500 →売掛金(未回収)を現金で回収した形で預り金を充当する
※後日追記: ⑦+⑧で合体させて、現金 1500/売掛金 1500として問題ないだろう
<入金日において>
となります。
またAのかわりに、2件目で預かり金が多い場合、つまり
<B. もう1件1000円売上があり2500円の現金払いを受けた場合>
では、⑤⑥に続いて、
⑦’現金 2500/預り金 2500 →レストランパートナーに売上として渡すべき現金をユーザーから預かる
⑧’預り金 1800/売掛金 1800 →売掛金(未回収)を現金で回収した形で預り金を充当する(これで報酬は全部回収)
※後日追記: この場合も⑦’+⑧’で合体させて、現金 2500/売掛金 2500として問題ないだろう。ただし一時的に売掛金がマイナスになり得る。しかし売掛金マイナスになったとしても、下記の⑨の代わりに⑨’売掛金 700/未払金 700とすれば最終的には辻褄があうのだ!
この時点で預かり金が700円残っている(もらい過ぎている)
これをUberにクレジットで支払わないといけないので、
<Uberへの支払をクレジット決済した日において>
⑨預り金 700/未払金 700 →Uberに預り金をクレジットで払う(すなわちUberに支払うべき預り金を、Uberに対するクレジット債権へと振り替える)、なおクレジット債権は口座引き落としされるまでは未払金として計上する
<クレジットカードの口座引落し日において>
⑩未払金 700/普通預金 700
となると考えられます…現金払いは誠に複雑だ!
仕訳と勘定科目を弥生に入力すれば青色申告の必要書類が完成!
そう、日々多数発生している売上や現金受け取りを全て入力できればね…ってどんだけ大変やねん!!笑
みんなやってるのかな…誰かシステム組んで自動化してたりしないかな…
ともあれ、青色申告決算書となる損益計算書と賃借対照表を手動で作成するのはもっと至難の技であるわけで、この処理を自動で、つまり日々の仕訳データを入力すれば決算書作成処理を自動でやってくれる会計ソフトはもはや必須だと思われます
僕はこの会計ソフトとして、やよいの青色申告オンライン を使っています
初年度無料、次年度からも1番シンプルなセルフプラン(配達パートナーの仕事ならこれで十分です)なら8000円/年で使用でき、同じレンジの会計クラウドサービスの会計フリー(freee)やマネーフォワードクラウドと比べてコストパフォーマンスが良いです
そして何より、先ほど書いた「売掛金 1000/売上 1000」といったような仕訳がそのまま入力できるので、簿記に忠実な使用感が僕個人としては大変気に入っています
大量のデータもcsvで読み込めるので、日々多数発生する売上や現金受け取り等も効率化できるはずなのですが…そのあたりのレポートはまた後日できたらと思います…
なお、白色申告用の「やよいの白色申告オンライン 」は、ずっと無料で使えるようです
こちらは青色申告までは厳密にやらないが、確定申告はやる予定があり、ソフトで効率的に申告書を作成したいという方には良い選択肢なのではないでしょうか…ご参考下さい?
すっかり忘れていた…経費の記帳のこと
売上の記帳にだいぶこだわってしまって、すっかり経費のことを忘れていました。
経費は、売上を上げるためにかかったお金で、売上から支払日・支払先・支払額・支払内容を記帳します。
確定申告時には、売上から経費を引いた金額が所得となり、それに課税されますので、何が経費として認められるのかを把握して、過不足なく経費計上することが重要です。(経費にできるのにしていないと十分な節税にならないでしょうし、逆に過剰に経費に盛り込みすぎていると、悪質な場合は脱税行為になってしまいますからね…)
ウーバーイーツの経費として認められるものには下記のようなものが挙げられます。
- 配達に使う車両(自転車やバイク)の購入費やメンテ費、ガソリン代など
- 配達エリアまでの移動で使った交通費
- スマホを車両に固定するスマホホルダーの購入費
- ウーバーイーツアプリを使うスマホの通信費
一方で、配達に使用する車両やスマホでも、プライベートと共用の場合は100%は経費として認められず、家事案分という考え方にもとづいて事業で使っている割合の分だけ経費計上することになりますのでご注意ください。
これらについて勘定科目は、スマホなら「通信費」で計上、スマホホルダーなど10万円未満のアイテムは「消耗品費」、移動で使った交通費は「旅費交通費」、、といった感じで記帳していくわけですが…ちょっと面倒ですかね??
僕は、簿記の資格を取って、ゆくゆくは税務会計の仕事をしたいと思っているので、苦にはなりませんが(いや、それでも最近ちょっと面倒になってきています笑)、そうでない方はもしかしたらこのような面倒なことは誰かにやってもらいたいと思っているのではないでしょうか?
そんな時は、税理士に頼むのもアリ!です。
税理士さんに頼むと、売上や経費の記帳から確定申告まで全てお任せで丸投げ出来て、税務署からの問合せにも代理で対応してもらえるようです。
もちろん、経費計上が認められるかといった疑問にも専門家として正しく答えてもらえます。
税理士さんに全てお任せして、記帳や確定申告の面倒さや、税務署からの問合せがくるかもしれないといった不安から、完全に開放されて稼ぐことに集中できるのは、まさにプライスレスなのではないでしょうか。
税理士に頼む場合は、ウーバーイーツの確定申告に専門で対応してくれる下記の税理士事務所がおすすめです。
初回相談は無料ですので、ぜひお気軽に問い合わせてみてはいかがでしょうか?
これまでに無申告の場合でも過去にさかのぼって対応して頂けますよ。
下記のリンクをぜひご参照ください!
青色申告のために簿記3級の勉強を開始
青色申告を行うには、青色申告決算書(貸借対照表、損益計算書)を作成する必要があります。そのための知識を得るために、簿記3級の勉強を始めました。
弥生で申告書類は作成できるにしても、まだ何の勘定科目で計上すべきかあやふやだったり、仕訳と貸借対照表、損益計算書とのつながりがよくわかっていなかったりするので、個人的に知識として頭に入れておきたく、簿記の勉強を始めました。
簿記3級はhttp://www.kentei.ne.jp/bookkeeping/class3によると、一般的な商品やサービスの取引を扱う商業簿記の知識を対象としていて、Uber Eatsの売上の仕訳から決算書作成までのベースとなる知識がちょうど良いレベルで習得出来そうです。
…まあまだほとんど、お茶してツイッター見てるだけだけどね笑
いつまで続くかわからないけど、気ままにやっていこうと思います
今使っているテキストはこちら⬇︎⬇︎⬇︎
簿記教科書 パブロフ流でみんな合格 日商簿記3級 テキスト&問題集 第4版 新品価格 |
Kindle版もあります⬇︎⬇︎⬇︎
Uber Eats(ウーバーイーツ)の確定申告なら、最大65万円控除される青色申告がおすすめです。本記事で説明した売上の記帳、勘定科目、簿記3級の知識を使って、青色申告決算書を作成して確定申告をした、こちら↓の記事もご参考下さい。
今週のまとめ
それでは今週のまとめです。
1か月ぶりに稼動したところ…
鳴らない…もちろんリハビリということで現金OFFにしていたのもあるのだが
それにしても鳴らない
休んでいる間も他の方達のツイートを拝見し、配達パートナーの選別が始まったとか、地蔵対策?である程度動いていないと鳴らないアルゴに変更されたとか、ぼんやりと情報は仕入れていたので、ああ、選別されて干されたのかなとか、人気店の前で待つだけではダメなのだな、とか考えつつ…
とりあえず環七を上って三茶に向かった
そこで確かに進行方向の先で鳴ったのは…野沢のレトロな洋食店、えいらくさん
おばちゃんに挨拶がてら、この1ヶ月の出来事を世話話としてちょっと聞いてもらったりして、ああ、帰ってきたなと?
久しぶりの稼動の1軒目として、運命とまでは行かないが、ちょっとしたドラマを感じたね
第14・15週の結果のまとめ
2週間合計の報酬額は13957円でした
※上記は東京エリアにて、僕のアカウントにて配達した報酬記録です(報酬は、時間、地域、プロモーションによって異なります)
日毎の報酬
現金OFFだと時給換算で1000円を余裕で切るレベル…
現金ONなら時給換算も1000円強になるかな、まあ月火は現金そんなになかったけど…土日明けや、小雨の天気も影響して、配達パートナーが少なかったのではと予測している
11/15金 2.5時間 4配達 1810円(現金OFF)
11/16土 2時間 3配達 1689円(現金OFF)
11/17日 3時間 8配達(現金5件) 3707円(以降現金ON)
11/18月 2時間 5配達 (現金1件)2513円
11/19火 2.5時間 6配達 (現金2件)2807円
今週はこのままお休み。皆様ご安全に!
まだ金曜と少し早いですが、今週はこのままお休みに入ります。
それでは皆様ご安全に…
See You Next Time !
コメント
[…] Week 14 & 15 : 1ヶ月ぶりにリハビリ稼動。売上の記帳でよく使う仕訳と勘… […]